遺言事項 とは、 法律上遺言としての効力が認められている事項のことで、法定事項とも言い、民法上は限定されています。遺言事項(法定事項)以外のことを遺言しても、法律上の効力は発生しません。但し、遺言自体が無効になるわけではなく、その部分のみが無効となります。
遺言事項(法定事項)以外の遺言の部分を付帯事項とも言います。
・推定相続人の廃除、廃除の取消し
・共同相続人の相続分の指定又はその委託
・特別受益者の受益分の持ち戻し免除
・遺産分割の方法の指定又はその委託、遺産分割の禁止
・共同相続人の担保責任の定め
・遺言執行者の指定又は指定の委託
・包括遺贈・特定遺贈
・遺留分減殺方法の指定、寄附行為、信託の設定
・認知
・未成年者の後見人の指定
・未成年者の後見監督人の指定
・祭祀承継者の指定
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