相続 というのは、人が亡くなったときに、その人の財産的な地位を、その人の子や妻など一定の身分関係にある人が受け継ぐということです。
相続は死亡によって開始します。死亡には失踪宣告や認定死亡も含まれます。
相続人は、被相続人の死亡の時から、被相続人の財産に属した一切の権利義務を承継します。
相続は、被相続人の住所において開始します。被相続人の住所とは、被相続人が死亡した時の住所である場所をいいます。したがって、例えば、入院先の病院で死亡した場合であっても、その人の住所が相続開始地となります。
被相続人の財産上の地位を承継する者のことを相続人といいます。これに対して相続される財産、権利、法律関係の旧主体を被相続人といいます。相続開始前には、推定相続人といい、被相続人の死亡による相続開始によって確定します。なお、相続人となり得る一般的資格を相続能力といい、法人は相続能力を持ちませんが、胎児は相続能力を持ちます。
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