固定資産税課税台帳 (名寄帳)とは？

固定資産税課税台帳 (名寄帳)とは、 市町村 が、 固定資産 の 状況 及び 固定資産税 の 課税標準 である 固定資産 の 評価 を 明らかにするために 備えなければならない 台帳 のことで、 土地課税台帳 、 土地補充課税台帳 、 家屋課税台帳 、 家屋補充課税台帳 及び 償却資産課税台帳 の５つの台帳の 総称 を 言い、 固定資産税 が 課税 される 所有者 ごとにまとめられています。

相続 においては、 請求 する 市町村 において、 被相続人 が 所有し 、 課税 されている 固定資産 ( 不動産 )を 一覧 にしているものであり、 相続財産 を 探す 手掛かり になるものです。

閲覧と写しの交付請求について

閲覧

固定資産税 の 納税義務者 、その 固定資産 の 賃借権者等 、 地方税法施行令 第５２条の１４ で 定める者 又は その 固定資産 の 破産管財人等 、 地方税法施行規則 第１２条の４ で 定める者 は、 市町村長 に 閲覧 を求めることができます。

写しの交付請求

請求できる者

• ・納税義務者
• ・賃借権その他の使用または収益を目的とする権利を有する方（借地借家人など）
• ・固定資産の処分をする権利を有する一定の方（賦課期日後の所有者、管財人など)

※ 納税義務者(及びその相続人) 以外 の 方は 、権利 の 目的 である 固定資産 についてのみ 課税台帳 の 閲覧 及び その写し の 交付 が受けられます。

※ 納税義務者 の 相続人 は、 相続関係 を 戸籍 で 証明 することにより、 写し を 請求 することができます。

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