相続税

相続税とは？

相続税とは、亡くなった人の財産をもらったときにかかる税金のことをいいます。

相続税は、原則として相続や遺贈によって取得した財産のすべてを課税対象とします。ですので、民法上の相続財産と、税法上の相続財産に違いが生まれます。
被相続人の死亡を原因として相続人に支払われる保険金や退職金などは、被相続人が生前から持っていた財産ではありませんので、民法上は相続財産として遺産分割協議の対象にはなりません。
しかし、相続税の計算をするときは相続財産に含めなければなりませんので、「みなし相続財産」となります。

相続税の課税対象

・不動産
土地、建物など。

・金融資産
現金、預金、有価証券、株式など( 名義預金、名義株を含む。)

・金額に換算可能な権利
債権、特許権など

・みなし相続財産
上記の死亡保険金、死亡退職金など

課税されない範囲(平成２７年１月１日以降に相続発生の場合)

基礎控除額・・・３０００万円＋６００万円× 法定相続人の数
例：法定相続人が妻と子供２人の場合の基礎控除額
４８００万円となります。
※ 死亡した方の財産から借入金等の負債と葬式費用を引いた金額が基礎控除額以下の場合には
相続税はかかりません
※ 生命保険金や死亡退職金の非課税限度額・・・それぞれ５００万円× 法定相続人の数

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